これだけやれば大丈夫。革製品の3つの手入れ方法。
2022.10.28
革製品、特にベジタブルタンニンレザーやヌメ革と呼ばれるものは、手入れの頻度や方法によって、後々の革の質感に違いが出てきます。
こまめに手入れをすれば美しく経年変化しますが、傷だらけの革小物がカッコ良く見える事もあります。使う方の個性を反映する部分であり、それが革製品の面白いところの1つです。無理して手入れをするよりは、自分にとって心地いい自然なスタイルで使っていただくのが正解だと思います。
手入れしながら使うのは楽しいです。愛着も一層深まります。長く綺麗に使う為にやっておきたい、3つの手入れ方法をご紹介します。
1.日々のお手入れに。ブラッシングと乾拭き
使った後や思いついた時など、なるべく頻繁に行っていただくのがお勧め。ホコリや汚れを取り除き、カビやシミなどのトラブルを防ぎます。また、ブラッシングや乾拭きをするだけで小さな引っかき傷であれば目立たなくなります。靴用の馬毛ブラシがお勧めです。
ついでに金属パーツを布で乾拭きしましょう。指紋などが残った状態で長期間放置すると錆が出ることがあります。青サビが出てしまった場合は、ティッシュ等で拭き取ることで取り除けることがあります。
2.レザーワックスで革に潤いを与える
レザーワックスは革に潤いを与え、ひび割れ等のトラブルを防ぎます。タイミングは、なんとなく乾いてきたなーと思った時、月1くらいでも大丈夫です。
3.防水スプレーを使って水シミ、汚れを予防する
バッグや財布など外出先で取り出す機会が多いものは、防水スプレーを使用すると安心して使えます。また、不意の汚れも予防することができます。
経年変化を抑えてしまう側面もあるので、小さなものや、水に濡れる心配がないものは、必ずしも使用する必要はないと思います。頻度は2、3週間に1回くらい。もしくは雨が降りそうな日の前などがお勧めです。
オーガニックな革製品のための手入れ用品
Duram Online Shopで新しくレザーワックスと防水スプレーの取り扱いを始めました。 人に優しく環境への負荷が少ない、オーガニックなものにこだわって選んでいます。革製品がある生活のお供にご活用いただければ幸いです。
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